営業内容の切り分けをする

営業代行を併用すると社内リソースだけでは不足している状況でも営業を徹底して行える体制を整えつつ、営業できる範囲も広げられます。並行して営業を進めていくときのコツとして、営業内容を切り分けるのが最も単純で効果的です。新規獲得は営業代行に任せ、ルート営業は社内リソースでまかなうというのが典型的なやり方です。あるいは自社で取り扱っている製品ポートフォリオから考えて顧客層を分類して分担するのも合理的でしょう。自社リソースを主要製品に充てていき、営業代行には枝葉の製品を任せるといったやり方もあります。社内と営業代行では指揮系統が異なるので、内容で切り分けてしまえばスムーズに営業活動を展開できるでしょう。

営業方法で切り分けをする

営業代行を利用すると自社では不足しているチャネルを利用した営業活動を展開しやすくなります。このメリットに着目して営業方法による切り分けをして並行して営業を進めていくのも効果的です。顧客訪問による営業は得意としていても、メールやチャットを使った営業は苦手ということもあるでしょう。テレアポを取るためのリソースもなく、その教育をするための下地も整っていないこともあります。このような際に営業代行に依頼すれば、自社が苦手としている営業チャネルをすぐに導入し、プロとして高い品質の営業を進めてもらうことが可能です。営業方法が異なればターゲットになる顧客層も異なるので、バッティングすることもなくて効率的な営業が行えます。

営業代行は、営業マンの不足を補ったり、テレアポや新規開拓などの営業力を高めたりする際に活用可能です。