賃貸倉庫とレンタル倉庫の違い

賃貸倉庫もレンタル倉庫も、業務の内容としてはそこまで大きな違いはありません。そのため同じようなものだと思われがちですが、レンタル倉庫の場合は預かっている中身にトラブルが合っても保証してくれるのに対し、賃貸倉庫の場合はトラブルがあったとしても保証がありません。これはレンタル倉庫が国土交通省が認定する倉庫運営会社のみが運営していることが大きな理由で、レンタル倉庫は倉庫業法という法律に基づいたサービスを提供しています。それに対して賃貸倉庫は動産賃貸借契約に基づいた契約にとどまっているため、保管している荷物に対しての責任を負わないのです。

レンタル倉庫のメリット

レンタル倉庫のメリットは、何と言っても保管している荷物に対しての保証がついているところです。賃貸倉庫の場合は保管している荷物に対しての責任がないため、トラブルが起きたとしても自己責任となってしまいます。このため荷物を安全に預かってもらえる、何らかのトラブルが起きても保証してもらえるという点は大きなメリットと言えます。またパソコンやスマホなどのデバイスから当日予約にも対応してもらえるところや、屋内型・屋外型などの種類が豊富で収納スペースも選びやすいところもメリットです。

レンタル倉庫のデメリット

そんなレンタル倉庫のデメリットとしては、荷物の保証にかかる費用とは別の費用が請求されるところや荷物の出し入れ・点検がいつでもできるわけではないところが挙げられています。実はレンタル倉庫では荷物の保証費用が掛かるだけではなく、荷役料と呼ばれる費用が掛かってきます。このため賃貸倉庫よりもコストがかかってしまうことがありますし、荷物の出し入れや点検は決められた時間しかできないようになっています。

3PLは物流ルートを他に委託する業務形式です。交通経路の確保、トラックの確保、人材の確保を自社で行う必要がありません。